茨木市春日2丁目1番12号ラウンド春日2階
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特に睡眠時間が短い訳でもないのに、昼間に強い眠気がある、集中力が維持できない、
いつも倦怠感がある…そんなアナタは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の代表的な症状は、上記の他に、寝ている間にイビキをかいたり、
突然イビキが止まったと思ったら大きく息を吸い込んで、またイビキを始めたり、起きた時には口が渇いていたり、
すっきりと起きられないなどがあります。
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」であれば、日中の眠気により仕事の効率が下がったり、
命に関わる生活習慣病のリスクを高める場合もありますので、注意が必要です。
近年「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が大きく注目されたのは、交通事故との関連においてです。 2012年に関越自動車道で起こった高速ツアーバスの事故は記憶に新しい所です。 いずれにしろ、自動車の運転中という絶対に気を抜いてはいけない瞬間に、 SASの影響で突然意識を失うという危険性をはらんでいるのです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、様々な生活習慣病が合併します。
睡眠は量的にも質的にも満たされていることが望ましいのですが、
SASによって適切な睡眠がとれていないと身体全体に関わる生活習慣病の発生や
状態の悪化に影響を及ぼすようになります。
「高血圧治療ガイドライン2009」において睡眠時無呼吸が二次性高血圧の原因の一つと位置づけられました。
さらに、2010年には日本循環器学会からの「循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン」が示され、
循環器疾患と睡眠時無呼吸症候群(SAS)との関連が重要視されています。
●-● 簡易検査 ●-●
自宅で手軽にいびきや呼吸をチェック
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自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。
手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。
自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
多くの場合はまずこの簡易検査から行ないます。
主に酸素飽和度を調べる検査(パルスオキシメトリー)と、気流やいびき音から気道の狭窄や呼吸状態を調べる検査とがあります。
●-● 精密検査 ●-●
医療機関に1泊して睡眠と呼吸の「質」をチェック
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簡易検査よりもさらに詳しく、睡眠と呼吸の「質」の状態を調べる検査です。
入院して行う検査ですが、仕事などへの支障が少ないよう、
仕事終りの夜に入院して検査をし、翌朝出勤前に退院できるよう配慮するなどの対応が可能です。
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、
「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として
現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に
空気を送り続けて気道を開存させておくというもの。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから気道へと
空気が送り込まれます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は、生活の安全と質を向上させます。
ご自分でも思い当たる場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。